エヴァの廉価版DVD−BOXが届く

 開封前に横から覗いてみたけど、赤いケースがかなり薄い。廉価版のため、ジャケットイラストは一切無し、パッケージやケースなどはペラペラのプラスチックで安物感がよく出ていて、極力お金を掛けてないのが分かる。そんな中でも外箱にネルフのマークがあったり、セフィトロの樹の型をケースに浮かばせていたりして、サービス心が垣間見える。

新世紀エヴァンゲリオンDVD−BOX廉価版ケース

新世紀エヴァンゲリオンDVD−BOX廉価版を開封

 8月末には、限定復刻版DVD−BOXも届くので、ヤフオクで売っちゃおうかと思ってたけど、我慢できずに外装のビニール引き毟って開封。久しぶりにエヴァを堪能する。視聴したのは第23話と24話、それにairとまごころを君に。レイとカヲル君の追加シーンは初めて見た。まさに10年ぶりだ。昔は臭いセリフだなぁと感じていたシーンも、臭みがなくなり楽しむことが出来た。10年ぶりの余裕だろうか。それとも心境の変化か。

 24話でカヲルと邂逅するレイの顔の描写がホント秀逸。ビデオフォーマット版24話では碇司令の手にアダムの目が埋め込まれている。漫画版では胎児のアダムを飲み込む描写があったけど、ビデオフォーマット版でも、アダムを体内に取り込んだことを示唆している。

 リツコがレイを破壊するシーンでは目が潤んでしまう。エヴァってこんなに泣ける話が多かったっけ。随所で涙が出そうになった。ハマっていた当時が懐かしいっていうのもあるかも知れない。リツコの涙に貰い泣き。泣きぼくろと言えば、先日参議院議員に当選した丸川珠代も泣きぼくろだった。テレビ見ていて目の鋭さといいリツコさんだーとか思った。ただ丸川珠代は物腰柔らかで母性的なので、ロジックな性格のリツコとは正反対か。

 そんなわけでとりあえず一番の見所の23話と24話を見て、劇場版を楽しんで、暫くしてから第1話から鑑賞し直すことにした。うーん、もう10年以上前のアニメなのに面白い。こうやって久々に見返して、また色々と気づかされることがあった。絵のクオリティには各話毎にばらつきがあったけれど、やっぱりセリフは完璧。何というか、例えばマグマダイバーでのミサトや日向やその他の職員のやりとりの会話なんかには、アニメではない現実味を帯びた臨場感のようなモノがある。

 とりあえず買っておいて良かった。定価は29000円くらいだけど、amazonで22000円だった。限定復刻版は保存用にして、こっちは観賞用にしよう。でもまたブルーレイディスク版が出るんだろうな。(2007.8.2)


PPケースに触った後に白い物に触れると赤く染まる件

日向「パターン赤、PPケースです!!」
青葉「赤い!赤いです!!指が赤くなります!!」
日向「触った物もみんな赤くなっていきます!特に白が目立ちやすいです!!」
マヤ「いやあああぁぁあぁああああああああ!!!!!いやあああぁぁあぁああああああああ!!!!!」
冬月「まさか、ココで起こすつもりか!!?」

碇「総員、第一種戦闘配置」
マヤ「戦闘配置?相手は使徒じゃないのに。ただのDVDのPPケースなのに」
日向「向こうはそうは思っちゃくれないさ」
ミサト「日向君、ティッシュの用意はいい?」
日向「準備完了です」
ミサト「拭けーーーーーーーーい!!!」

 先日amazonのレビューで、ケースを触った手で白い物に触れたら赤くなるという苦情が寄せられていて、まっさかぁと思ってたのだけれど、数日後に白い本が赤く染まってた。ビックリしたー。何でもPPケースの不具合だそうで、販売元のキングレコードがPPケースを回収。さっそくサイトから申し込み。新聞にも下の方の枠に回収のお知らせが載ってました。記念に切り取っておけば良かった。

 買ったばかりでDVD−BOXの側に置いていたエヴァ画集に、赤いのがつかなかったのが不幸中の幸いでした。 (2007.9.26)

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廉価版と同じ時期に、新劇場版公開前キャンペーンの一環としてエヴァンゲリオン特集を組んでいるヤフーとガイナックスとの共同企画で、03年に販売されたDVD−BOXの復刻版も完全予約限定で販売された。残念ながら定価販売のみでディスカウントはないが、買い損ねたファンやヤフオクで売ってしまったファンには喉から手が出るほど欲しい一品だろう。


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『エヴァとの思い出』

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