昔々、日本テレビの「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」というバラエティ番組で、いきなりエヴァのコスプレをした南原清隆が出てきて、高橋洋子の残酷な天使のテーゼを歌い始めた。
いやもう凄く感激してテレビのブラウン管を食い入るように見つめてしまった。と同時に見ていて恥ずかしくもなってきた。特に南原のシンジ君プラグスーツ姿がピッチピチ過ぎて、それがエヴァファンである僕自身を恥ずかしがらせるのだ。まるで我が事のように。
もちろん放送当時はエヴァ人気が絶頂期だった頃。確か96年か97年頃だろう。芸能人にもエヴァ好きの人がいるのかなぁと思っていたところへ、ジャストミートなタイミングで、ナヴァンゲリオンである。もう笑った笑った。おそらく当時エヴァ好きをカミングアウトした初めての芸能人ではなかっただろうか。でも恥ずかしくて肝心のコントの内容はほとんど覚えてない。綾波レイのプラグスーツを着た女性タレントもいたのは覚えてるけど、余りにも衝撃的すぎて、どんなコーナーだったのかは全然覚えてない。
アレはおそらくシリーズ物の企画だっただろうから、ナンチャンが歌う残酷な天使のテーゼもコーナーが始まる度に流れたのだろう。その後はなぜか一度も見ることはなかった。家族もいるし、恥ずかしくてチャンネルを合わせたくなかったのだと思う。プラグスーツ姿も恥ずかしかったけれど、一番最後のサビの部分が、変に声が釣り上がって巻き舌発声になるのだ。その部分が、聞いてるこっちが身悶えするほど恥ずかしかった。
そんなわけであれから10年、芸能界にもショコタンや加藤夏希などエヴァ好きの芸能人が多い中で、ナンチャンは今でもエヴァ好きなのでしょうか。今日は新劇場版映画初日ということで、1000人の映画館では上映終了後に大拍手が起こったそうです。改めてエヴァ人気の根強さを知り、一ファンとして嬉しさ溢れる1日でした。映画早く観てえええええ!!!(2007.09.01.19:58)