新世紀エヴァンゲリオンの前作に当たるガイナックスの代表作。エヴァンゲリオンで縦横無尽に使用され視聴者を虜にした演出技法の元ネタを知ることが出来る、エヴァのベースを知る上でも欠かせない貴重な作品。1989年−90年にNHKで放送され、カルト的な人気を博した。ジュール・ベルヌの「海底二万マイル」を原案にとりながらも、あのお堅いイメージのあるNHKでココまで奇想天外なストーリーと120%の魅力溢れるキャラクターを放送した事も注目に値する。
エヴァ後に制作されたガイナックスのOVA。キャラクターデザインに貞本義行、監督は97年のエヴァ劇場版でも監督を務めた鶴巻和哉。エヴァの実験精神を受け継ぎつつ、内容は荒唐無稽なSFとなっている。ストーリー展開が早く、テンポが良いため、観ているだけで元気が出てくる作品。映像も抜群、動きも抜群、スタッフの真骨頂を見せつけたナンセンスなノンストップSFストーリー。
ガイナックスの代表作とも言える初OVA。岡田斗司夫原作・庵野秀明監督のタッグ。主人公の声優は、後にナディアでジャン少年を演じることになる日高のり子。テロップ演出の原点はこの作品にある。
あのトップをねらえが装いも新たに帰ってきた!鶴巻和哉監督に、キャラクターデザインは貞本義行。
アニメファンに大人気のガイナックス制作TV作品。2007年9月現在絶賛放映中!
エヴァンゲリオン完結後の庵野秀明監督初の実写映画。原作は村上龍の同名小説で、当時社会現象となっていた女子高生の援助交際を取り扱っている。実験映画の趣が強い。
サラリーマン組織の視点から警察内部をコミカルに描いた、織田裕二主演の刑事ドラマ。エヴァ放送後は様々な映像作品がエヴァの影響を受けたが、この作品もエヴァの影響を色濃く見ることが出来る。緊迫したシーンでのBGMは、エヴァからそのまま流用されている。
同じく刑事ドラマ。放映当時に一般に広がりだしたインターネットをツールにストーリーが進行する。ドラマ終了後の現代アートっぽいテロップ映像が秀逸。エヴァ好き、特に劇場版での実写パートが好きな方なら、この映像は絶対に見ておくべき。ちなみに近未来的な主題歌トイ・ソルジャーは、庵野秀明監督「ラブ・アンド・ポップ」で女子高生役を演じた希良梨(名義はkirari)が歌っている。