記念すべき第１弾のサウンドトラック。まだエヴァの人気が確立していなかったためか、ジャケットはフィルムからの援用っぽくて、かなり地味。主題歌の「残酷な天使のテーゼ」とエンディングテーマの「Fly me to the moon」はフルバージョンが入っている。他にも、この後様々なアレンジバージョンで登場することになる代表格の「Rei I」、ミサトの楽観的な性格を見事に表している明るいテーマ曲「Misato」や、アスカのテーマ曲「Asuka Strikes!」、エヴァの雄壮なテーマ曲「Eva-01」「A Step Forward into Terror」「Eva-02」など、代表的な楽曲を収録している。
エヴァンゲリオンのサウンドトラック担当は、庵野秀明監督の前作「ふしぎの海のナディア」と同様、作曲家の鷺巣詩郎。ナディアの時もさることながら、今回のエヴァでも、アニメのイメージと見事に調和した完成度の高いサウンドで作品を盛り上げ、視聴者の耳を楽しませてくれる。鷺巣詩郎なくしてナディアやエヴァはないと言っても過言ではない。
![ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.(初回限定版)(オリジナル・サウンドトラック付き) [Blu-ray]](image/sineva_03.jpg)
