第拾弐話 奇跡の価値は

 15年前に南極大陸で発生したセカンド・インパクト。その時南極にいた葛城調査隊は、セカンドインパクトに巻き込まれて壊滅。まだ幼いミサト1人だけが生き残った。ミサトはその時、南極の海に漂うカプセルの中から、翼を広げた光の巨人を目撃する。

 エヴァパイロットのハーモニクステストで、前回より8伸びたことを褒められるが、シンジは嬉しくない。アスカに皮肉交じりに喜ばれて、愛想笑いをするシンジだったが、逆にアスカを怒らせてしまう。

 ミサトは三佐から一尉に昇進する。ケンスケがミサトの昇進祝いを開くが、ミサトが上辺だけ嬉しそうにしているようにシンジの目には映る。アスカの態度が気になるシンジに対して、アスカが怒ったのは人の顔色ばかり気にしているからだと、ミサトは冷たく言い放つ。

 南極大陸に碇司令と冬月副司令が出張中に、新たな使徒が上空に現れる。使徒は自らの体を落として攻撃、第一弾は太平洋上に落下したが、誤差修正して確実にネルフ本部へと迫っていた。

 司令、副司令がいない中で指揮を任されたミサトは、特別宣言D−17を発動。半径50km以内の住民を避難させ、エヴァ三体で使徒の落下を受け止める作戦を立案する。「エヴァを捨てる気?」とリツコにたしなめられるが、エヴァに賭けると退けるミサト。万が一エヴァが大破しても、ATフィールドが守ってくれるから、エヴァの中が一番安全だという計算もあった。セカンド・インパクトで身代わりになった父を亡くしたミサトは、使徒に復讐するためにネルフに入ったと、戦闘の前にシンジに打ち明ける。 自分の才能や存在を世の中に示すためにエヴァに乗っているというアスカに対し、シンジは未だにエヴァに乗る根拠を見いだせないでいた。

 エヴァ三体の連係プレーで、見事に使徒を倒したシンジ達。碇司令と回線が繋がり、「話は聞いた。良くやったな、シンジ」と意外にも優しい言葉を掛けられる。戦闘終了後、父に褒められるためにエヴァに乗っているのかも知れないと、シンジはミサト達に打ち明ける。


わあい

 わあいて(w

 テレビアニメは部屋でひとりで見るものですから、他の人が今見てるシーンに対してどんな反応をしてるのかは想像するしかないのですが、97年の中之島中央公会堂で催されたテレビ版エヴァ鑑賞会に行ったときに、この「わあい」のシーンが出てきたときは、会場にさざ波のように笑いが起きてました。やっぱりみんなツボに嵌ってたんだね、と妙な安心感を覚えました。

 今回は綾波レイがちょっぴりギャグ要素入ってます。ただでさえ綾波はラーメンなんか食べるようには見えない(イメージが合わない)んですが、この期に及んでニンニクラーメンチャーシュー抜きをご所望です。イメージ的にはニンニク≠レイなんですが、相変わらずセリフほとんどないので、辛うじて綾波の静謐なイメージを保ってます。シト新生サントラのADDITIONでは、凄いことになってますけどね(ビンタビンタビンタビンタ)。チャーシュー抜きって事は肉嫌いって事なんですかね。キャラ設定がナディアと同じですね。多分お遊びの設定だろうから、深い意味はないんだろうけど。

 相変わらず碇と冬月のセリフの応酬が渋いですねえ。「その傲慢が、15年前のセカンドインパクトを引き起こしたのだ」 う〜ん、ふしぎの海のナディアのガーゴイルのセリフとダブって聞こえてしまいます。

 ミサトさんはこの回で一尉から三佐に昇進します。おめでとうミサトさん。今回のミサトさんのシンジに対する発言は、本当に冷たい感じで、ちょっと胸にぐさっと来ました。

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出演:緒方恵美、三石琴乃、林原めぐみ、宮村優子
監督:庵野秀明
形式:Color, Dolby
言語:日本語
リージョンコード:リージョン2
販売元:キングレコード
発売日:2003/8/27
時間:100 分

光の巨人

「奇跡の価値は」(第12回)の冒頭は、15年前に南極大陸で起こったセカンド・インパクトのシーンから始まる。幼い頃のミサトが光の巨人を目撃するシーンもあるが、後に劇場版の総集編「シト新生」では、葛城調査隊の活動と、被害にあった瞬間の様子が、碇ゲンドウ、キール・ローレンツの会話と被さるように、音声のみで知ることが出来る。

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『エヴァとの思い出』

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