第拾九話 男の戦い

 エヴァ初号機の中に留まり、トウジを殺させようとした父ゲンドウに怒りをぶつけるシンジに対し、ゲンドウはLCLの酸素濃度を下げてパイロットを強制排除させる。

 病院に収容された鈴原トウジを見舞うヒカリ。先の戦闘でトウジは片足を失っていた。一方で、シンジは再びネルフを去ることを決意する。

 駅で見送る間際、シンジに父の復讐と人類の未来を託していたと話すミサト。しかしシンジはそんなミサトを拒絶する。シンジのクラスメイト全員が、フォースチルドレンの候補者だったことも知る。

 第3新東京市を去ろうとした時、警報が鳴る。新たな使徒の襲来だった。

 18番までの装甲板を一気に破壊した使徒は、ジオフロント内にネルフ本部へと迫る。弐号機が阻止しようとするが、ライフルは役に立たず、使徒の反撃で両腕と首を失い弐号機は大破、僅かの差で神経回路を全切断したため、アスカは一命を取り留める。

「私が死んでも、かわりはいるもの」

 N2爆弾を抱えたレイの搭乗する零号機は、ATフィールドを全開、使徒に対して自爆を試みるが、全く効力がなく零号機も大破する。ネルフに戻ったシンジは、スイカ畑で水をやっている加持と遭遇。君にしかできないことがあると言われ、初号機ケイジへと駆けつけたシンジは、ゲンドウにエヴァ初号機の搭乗を願い出る。

 ネルフ本部の防壁を突き破り、セントラル・ドグマに侵入を試みる使徒は、発令所のミサトらと睨み合う。絶体絶命の最中、横から初号機が一撃を加え、使徒を吹き飛ばした。活動限界に到達し、動かなくなる初号機だったが、奇跡的に暴走し、使徒を倒す。しかし、拘束具を引き裂いたエヴァ初号機は本来の姿を晒す。「目覚めたのね、彼女が」と驚愕するリツコ。初号機は使徒を食い、S2機関を自らの体内に取り込んだのだった。

「初号機の覚醒と開放、コイツはゼーレが黙っちゃいませんな。これもシナリオのうちですか、碇司令」

 初号機の咆哮を見つめる碇は、全てはこれからだと、意味深な言葉を残す。


前回に引き続き刺激的な戦闘シーンと初号機覚醒

 前回の第18回「命の選択を」もかなり、刺激的な戦闘シーンでしたが、今回の戦闘も同じくらい刺激的なシーンが続きます。アスカの乗る弐号機が銃をたくさん突き立てて使徒との戦闘に臨みますが、このシーンどこかで見覚えあるなーと思ってたら、中学生の頃に購入した「信長の野望・武将file」で足利義輝が松永久秀と三好参人衆に暗殺されるときに、刀剣を畳にたくさん突き立てて、襲いかかる敵をバッタバッタ倒していく逸話のイラストでした。一本の刀で40人くらい切っていく時代劇と違って、日本刀は1,2人切ると錆びて使えなくなるそうです。強大な使徒を倒すのも一丁のライフルじゃ足りないって事ですね。

 加持がシンジに自分のやるべき事を促すスイカ畑のシーンの背後で、ロケット弾がたくさん飛んでます。戦争というのは悪なんですが、ロケット弾が飛んでいるシーンを見るとどうしても興奮してしまいます。

 使徒を射出口に押し倒して「ミサトさん!」とシンジが叫んでハットしたミサトが「5番射出急いで!」と命令して、使徒を地上へと射出させるシンジとミサトのコンビネーションも痺れます。最後のエヴァ初号機の動きが猛獣そのものです。リツコさんも言ってますが、もうロボットじゃないですね。そこがエヴァの魅力でもあります。

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第3使徒を倒した後の炎から歩み出てくるエヴァ初号機

第壱拾八から物語は一気に佳境へと向かう。特にこの回の初号機の覚醒シーンは、獣じみていて目を見張るシーンとなっている。他のロボットアニメと決定的に違う所以だろう。

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『エヴァとの思い出』

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